囲炉裏

樫炭は燃やすと独特な炭の臭いが出て、地鶏の炭火焼きには最適な炭です。

炭火の炎とその独特な臭いは、遠い昔を懐かしむ様な雰囲気を醸し出します。

最近は老舗の旅館や温泉地などの旅館でも炭がよく使われる様になりました。

今はほとんど無くなりましたが昔はほとんどの家に土間があって、

釜戸でご飯を炊いたり

調理をしたり

お湯を沸かしたりしていましたので

釜戸に残り火ができます、

その残り火を種火にして囲炉裏やコンロで炭火をつくり、

暖をとったり煮物や焼き物を作ったりしていました。

家族はいつも囲炉裏の回りに集まり、

一緒に食事をしたり談笑したりしていましたので、

いつも家族の中心に炭火があったような気がします。

そのような昔懐かしい、家族が寄り添って生きてきた頃の記憶が

その様な雰囲気を醸し出してくれるのかもしれません。

家族が寄り添い、

人々が助け合わなければ生きてこられなかった

時代が懐かしく感じられる程、

今は生活が豊かになり便利な世の中になりましたが

毎日が慌ただしく、

いつも何かに追われているような気がします。

炭火の良さが見直されてきたのも、

田舎暮らしやスローライフを求める人が増えてきたのも、

便利さを求める時代から心の安らぎを求める人が

増えてきたという事かもしれません。