炭を暮らしの中に

炭を暮らしの中に 『炭は水や空気を浄化してくれます。いろいろな化学製品が出回って便利な世の中ですが、自然素材を見つめ直して暮らしに炭を取り入れて頂く事でより豊かな生活を送って頂けたらと願っています。』大分県 昭和30年頃まで、炭は燃料の主役として日々欠かすことのできない貴重な資源でした。 どの家庭にも囲炉裏や火鉢があって、人々は炭火のある処に集まり暖を取ったり食事をしていました。 また、炭が常に身近にあった時代、昔の人は炭を様々な用途で使っていました。 1.神社・仏閣の地下には炭を埋め、建物を害虫や湿気から守っています。 2.井戸の底に俵に詰めた炭を入れ、井戸水を浄化していました。 3.冷蔵庫の無かった時代、収穫した野菜や果物を保管するため、穴を掘って藁を敷き、底に炭を敷いて野菜や果物を保管していました。 4.厠など臭いの気になる処では、炭を籠に入れてぶら下げたり、置いたりして臭い取りに使っていました。 近年、化学製品の普及によって様々な環境汚染が問題になっています。 炭の持つ優れた特性は、 河川の汚水処理や飲料水の浄化、住宅の調湿、土壌改良など、あらゆる分野での活用が見直されています